不動産を借りたい
不動産を借りるための流れ
不動産を借りるための流れを、5つのステップに分けてご説明します。安心してお借りいただけるよう、疑問点や注意点をわかりやすくまとめました。ご検討されているお客様はぜひご一読下さい。

まずは部屋を選ぶときの基準となる賃料の上限を決めましょう。毎月の家賃の他に、共益費、駐車場代などが必要な場合もあります。予算を決める際には、これらも含めた総額で考えるようにしましょう。
どんなお部屋に住みたいのかをある程度決めておきたいものです。
一般的に予算の他、「入居日」、「エリア」、「間取り」、「その他の条件」です。
入居日
基本的には契約開始日が入居開始となります。自分が引っ越せる日を考えましょう。
場所を決める
通勤、通学に便利な地域、最寄り駅からの距離など希望するエリアを具体的に決めます。そのときに大事なことは、エリアにある程度の幅をもつことです。
間取りと広さ
次に、入居する人数から部屋数は何室必要か、家財の量からどの程度の広さが必要かなど、使い方を考えて、部屋数と広さを決めます。
その他条件
基本条件のほかにも、希望する条件を考えておきましょう。(ペット可、駐車2台可 など)

気に入った物件があったら、お部屋をご案内し、詳しい説明をさせていただきます。
お部屋のチェック
・日当たり、方角はどうか。
・自分が持っている家具は、この部屋に入るかどうか
・収納スペースの収納量、使い勝手
・コンセント、テレビ等の端子の数と位置
・キッチンなど水まわりの高さと使い勝手
周辺環境のチェック
・最寄駅(バス停)までの所要時間や本数
・コンビニ・スーパー・病院などの生活関連施設の有無
・駐車場、駐輪場の有無、位置
・通勤・通学路
間取り図はあくまでも参考資料です。メジャーやメモを持参し細かいところは必ず現地で確認しましょう。

借りるお部屋が決まったら、入居の申し込みをします。入居申込書の内容を元に、入居者、連帯保証人の審査が行われます。入居の審査には、大体2、3日程度かかります。
入居の審査が通ったら、契約日までに契約を結ぶためのお金や書類を用意しましょう。
契約の前に準備するもの
【個人契約の場合】
・契約者の住民票(入居者全員) ・契約者の認印
・連帯保証人の印鑑証明証 ・契約時の必要費用
・連帯保証人の実印
【法人契約の場合】
・会社概要、若しくは登記簿謄本 ・入居者の住民票(入居者全員)
・契約時の必要費用 ・入居者の印鑑証明証(入居者が連帯保証人となる場合)
・入居者の実印(入居者が連帯保証人となる場合)
契約時の必要費用
・敷金…賃料の2カ月分が一般的です。
・仲介手数料…家賃の1カ月分(×消費税)が上限です。
・前家賃
※借りるお部屋によって異なる場合がありますので、必ず担当者にご確認ください。

契約の準備が整いましたら、いよいよご契約です。ここでは、ご契約の流れをご紹介いたします。
契約の流れ
1.宅地建物取引主任者からこれから借りようとするお部屋の詳細、契約内容について、重要事項の説明を受けます。
2.次に賃貸借契約書に記載されている入居後のルールや賃料の支払い方法についての説明を受けます。
3.契約の内容は必ず読んでしっかりと理解しましょう。不明な点があれば、その時点で必ず内容を確認しましょう。
4.契約書に署名・押印、その後火災保険への加入手続きをします。
5.必要書類の提出、契約金を支払う
6.重要事項説明書、賃貸借契約書を受け取ります。大事な書類ですので契約が終わるまで必ず保管しておきましょう。

契約が終わったら次は引っ越しです。
鍵の受け取り方法は契約時必ず確認しておきましょう。
入居立ち会いがある場合
入居前に室内の設備の取扱い説明を受けます。
入居立ち会いがない場合
通常は不動産業者か大家さんから鍵の引き渡しを受けます。